あの超希少サラウンド・ミックス盤が40数年ぶりに復活!
ジェフ・ベック70年代の名盤2作品が「SA-CDマルチ・ハイブリッド」+「7インチ紙ジャケ」で発売!その詳細が明らかに。
“三大ロック・ギタリスト”の一人、ジェフ・ベックが70年代初期に発表した名盤2作品『ベック・ボガート&アピス』(以下BBA)と『ジェフ・ベック・グループ』(以下JBG)が「SACDマルチ・ハイブリッド・エディション」として、7月20日(BBA)、27日(JBG)にソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより発売される。本作の目玉はなんと言っても、オリジナル発売時に限定発売されていた超希少4chミックスLP盤(=クアドラフォニック)のSA-CD5.1ch化。オリジナル・アナログ・マスターからDSDマスターへと落とし込んだ高音質の5.1サラウンド・ミックスで、各チャンネルに振り分けられた楽器の音はまるで録音中のバンド演奏を聴いてるかのような生々しさであり、特に2chのステレオ盤では聴こえなかったジェフ・ベックが重ねたギターの細かいフレーズやニュアンスが完全に露わになるなど、ギター・ファンには堪らないスリリングなプレイが体感できる。あたかもジェフ・ベックが数人いて、目の前で弾いてくれてるかのような世界観が繰り広げられるのだ。このBBAのSA-CD、JBGのSA-CD[5.1ch]は、なんと今回が世界初登場である。SA-CDを再生できない場合でも、本作はSA-CD層とCD層があるハイブリッド盤なので、通常のCDプレイヤーでも最新リマスター盤として楽しむことができる。また、7インチ紙ジャケット(アナログ・シングル・サイズ)となるパッケージの方も、US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのジャケット・デザインを忠実に再現し、日本盤アナログLPの初版帯付き、日本盤シングル・ジャケットやオリジナル発売時のライナーノーツが復刻封入されるなど、特典も充実している。好評を博した13年の『ライヴ・イン・ジャパン―40周年記念盤―』、14年の『ブロウ・バイ・ブロウーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー』に続く、世界のベック・ファン垂涎の永久保存盤の登場だ。
【商品情報】
■『ベック・ボガート&アピスーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー』(オリジナル発売:1973年)
EICP 10002 ¥5,000+税 *SA-CDとCDの2層構造ディスク
2016年7月20日発売(完全生産限定盤)
■『ジェフ・ベック・グループーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー』(オリジナル発売:1972年)
EICP 10003 ¥5,000+税 *SA-CDとCDの2層構造ディスク
2016年7月27日発売(完全生産限定盤)
<SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションの特徴>
●【SA-CD】 オリジナル・アナログ・マスターからDSDマスターへとデジタル・トランスファー、通常のステレオ・ヴァージョンとは異次元のサラウンド・ミックスかつ高音質盤(2chでも再生可)
●【CD】SA-CDからトランスレートしたマスターをCDに初採用、オリジナル・アナログ・マスターに忠実な音像を実現
●7インチ紙ジャケット(アナログ・シングル・サイズ)
●オリジナル・クアドラフォニックLP(US盤)のアートワーク初復刻
●日本盤オリジナル・アナログLPの初版帯復刻
●日本盤シングル・ジャケット復刻(BBAには『迷信』、『黒猫の叫び』/JBGには『ゴーイング・ダウン』)
●BBA:日本盤クアドラフォニックLPの初版帯を初復刻(ステレオ盤初版帯との両面印刷帯)
●JBG:日本盤クアドラフォニックLP初回盤の日本独自“銀ジャケ”を復刻印刷したインナーバック
●JBG:日本盤アナログLP(76年再発盤)に封入されていたポスター初復刻
●クアドラフォニック・ミックスの解説、懐かしのオリジナル・ライナーノーツ復刻
●2016年最新リマスター盤
【ベック・ボガート&アピス 収録曲】
1. Black Cat Moan(黒猫の叫び)
2. Lady(レディー)
3. Oh To Love You(オー・トゥ・ラヴ・ユー)
4. Superstition(迷信)
5. Sweet Sweet Surrender(スウィート・スウィ-ト・サレンダー)
6. Why Should I Care(ホウィ・シュッド・アイ・ケアー)
7. Lose Myself With You(君に首ったけ)
8. Livin’ Alone(リヴィン・アローン)
9. I’m So Proud(アイム・ソー・プラウド)
*メンバー:ジェフ・ベック(G)、ティム・ボガート(B)、カーマイン・アピス(Dr)
【ジェフ・ベック・グループ 収録曲】
1. Ice Cream Cake(アイスクリーム・ケーキ)
2. Glad All Over(グラッド・オール・オーヴァー)
3. Tonight I’ll Be Staying Here With You(今宵はきみと)
4. Sugar Cane(シュガー・ケイン)
5. I Can’t Give Back The Love I Feel For You(帰らぬ愛)
6. Going Down(ゴーイング・ダウン)
7. I Got To Have A Song(アイ・ガット・トゥ・ハヴ・ア・ソング)
8. Highways(ハイウェイズ)
9. Definitely Maybe(デフィニットリー・メイビー)
*メンバー:ジェフ・ベック(G)、ボブ・テンチ(Vo)、クライヴ・チャーマン(B)、コージー・パウエル(Dr)、マックス・ミドルトン(Key)
【バイオグラフィー】
44年生まれ。67年にヤードバーズを脱退し、68年にジェフ・ベック・グループ(JBG)をロッド・スチュワート、ロン・ウッドらと結成。71年にメンバーを総入れ替えした第2期JBGを、73年にベック・ボガート&アピス(BBA)を結成する。ジェフ・ベックの初来日公演となったBBAの『ライヴ・イン・ジャパン』は、日本発の企画で後に世界中で発売されたロック史に残るライヴ名盤として有名。BBA解散以降はソロ・アーティストとして活動し、75年のソロ名義第1弾『ブロウ・バイ・ブロウ』、続く76年の『ワイアード』が大ヒットを記録。ローリング・ストーン誌の「史上最も偉大なギタリスト」第5位。グラミー賞7回受賞、ロックの殿堂入りを2度果たす。